2010年11月26日

第7話「太陽のたわわむれ」

 怪盗殺しの岬・・・。そこに眠るという、大富豪パスカヴィルが収集した膨大な美術品を盗むことを計画するアルセーヌたち。一方同じ情報を元にG4及びミルキィホームズのメンバーたちもその地に集っていた。
 ビーチに降り注ぐ太陽に、任務を忘れ呉越同舟で楽しむ一同だったが、激しく降り始めた雨を合図に、お宝が眠るという洞窟の探検に旅立つ。だが、次々と襲い来るトラップにかかってしまい、一同はどんどん分断されていく。そんな中、ある部屋にたどりついたシャロだったが・・・。

(探偵オペラ ミルキィホームズ 公式サイトより引用)


第7話 ネタ解説

タイトル元ネタ:「太陽のたわむれ」
アルセーヌルパンシリーズの短編集「ルパンの告白」に収録された「太陽のたわむれ」から。ルパンが偶然見かけた光の反射を利用した暗号を説くとそこには…、という出だしのストーリー。それはともかく、今回のタイトルはネタ元と同じ?…ではありません。「たわむれ」ではなく「たわわむれ」。そりゃもうたわわなんです。

伝説の富豪バスカヴィル
シャーロックホームズシリーズの長編「バスカヴィル家の魔犬」から。目から不気味な光を放つ魔犬、ダートムーアの不気味な沼地、魔犬の伝説を受け継ぐ富豪バスカヴィル家…と、いかにもなギミック満載の名作です。

バスカヴィルの飼い犬の誕生日
上記のバスカヴィル家「魔犬伝説」に関連したパロディだと思われます。

たこ咲
コメントタレコミによる追記:)Bパートアイキャッチの「たこ咲」ですが、ボーカロイド「巡音ルカ」のデフォルメキャラ「たこルカですね。

まだらの紐パン
シャーロック・ホームズの冒険」収録の短編「まだらの紐」から。密室トリックのお手本的短編として超有名です。

ぴゅう太
パソコンブームのまっただ中の1982年、おもちゃメーカのトミーから発売された16ビットパソコン「ぴゅう太」。パソコンと言っても作りはおもちゃ的で、キーボードもゴム製。流通の関係から電気屋ではなく、おもちゃ屋やデパートの玩具コーナーで販売されていました。プログラミング言語として一風変わった日本語BASICを搭載し、当時では珍しかったスプライト機能もついていました。その独特のコンセプトに、(咲のような)マニア的評価は高い。

AKG-48(赤毛-48)
言わずと知れたAKB-48。そして「シャーロック・ホームズの冒険」収録の短編「赤毛連盟」から。赤毛の人間だけを雇う不思議な事務所。仕事は事典を書き写す簡単なもの。その事務所の本当の目的とは…。ミスリードが面白い傑作短編です。(追記注:ネロは「赤毛フォーティエイト」といってるのですが箱絵は「AKG49」となっています。どっちかがミスでしょうねー)

「51秒ぐらいで凍え死ぬかも」
冷水に責め立てられた咲がアンリエットに言った言葉。実際51秒後あたりでネロがハッキングに成功して凍え死なずにすみました。無駄に細かいです(いちいち調べた私もなー)。

「ダンダーン! ボヨヨン、ボヨヨン!」
次回予告でシャロが口走っていた言葉。1990年頃のピップフジモト販売の栄養ドリンク「ダダン」のCMから。女性ボディービルダーのレジー・ベネットが「ダ・ダーン! ボヨヨン、ボヨヨン」とボヨヨンしながら叫ぶ非常にインパクトの強いCMでした。このCMのマネをよりによってシャロがアンリエットの前でやってるところを想像すると…(哀笑)


第7話 感想など

美少女アニメには必須な「水着回」。身もふたもありませんが、いいんです。

水着はキャラの個性を際立たせます。
エリーとコーデリアは順当にビキニ。ネロでさえビキニですが、シャロはフリルワンピに浮き輪。でもいいんです。
G4のうちG3もビキニ。対して小衣ちゃんは、なんと「G-4」のワッペンがついたスクール水着とこれまた浮き輪。でもいいんです。
アンリエットは極小ワンピ。とてもいいんです。

ただし、バスカヴィルのことを「バカスギル」と言い間違うのはだめです。だめだめだめです。

だめだめと言えば、トゥエンティ台詞切られ過ぎ

さて、海と言えば海水浴! ではなく、ミルキィ4人にとっては「食料採取」の場。カニ、貝、さかな、昆布、タコ、海産物がいっぱいです。そしてタコに絡まれるエリー。Oh! UTAMARO!!

屋敷の罠のせいでみんなはいくつかに分断されていきます。地下に落ちた小衣ちゃんグループが一番大変です。アンリエットさんを失ったシャロ+ネロのグループは別な意味で大変です。

地下では、暗闇でパニクってエリーに噛み付くコーデリアさんを、手刀で沈める平乃。武道あわせて50段の設定がやっと活かされました。こんな形で(泣)。

コーデリアさんは暗闇にパニクりすぎて暴走モードに。脱ぎっぷりがすごいんです、カントク!
ていうか全裸。まさかの全裸。誰だ「このアニメって日曜朝にやってても不思議は無いよねー」とか言ったやつは! 出てこい! あやまれ! そもそもトゥエンティが出てる時点で深夜枠だ! 反省しろ!

最後に巨大イカ。暴走モードのコーデリアさんには食料にしか見えません。

やっとのことでみんなに合流したシャロとネロに「イカはいかがですかー」とエリー。下手なシャレはやめなイカ。そもそもベタすぎるでゲソ。

ああ、そういや今回はネロが一瞬トイズを取り戻していましたねー。(←大事だろうそこ)

(追記:前回の予告で「ポロリもあるよ!」とありましたが、ネロがAKG-48のケースを開けた(勝手に開いた?)時に、シャロが「ポロリと開きましたー!」と言ってました。…ええっ! そこですかポロリ?)


第7話 2周目以降の感想など

本来は「ネロ回」なはずのこの第7話。
ネロがトイズを取り戻すというストーリー的に重大イベントが発生したにも関わらず全裸コーデリアさんに全てを持っていかれた感があります。
BD/DVDの作画修正でも、ビースト化コーデリアさんをよりビーストにする修正が中心なあたり、いろいろ間違っている気がしますがミルキィホームズなので問題ありません

ストーリー的に大きな転機を迎えた前回の6話に比べると、また5話的な投げっぱなしなお話に戻ってしまいましたね。
「トイズの研究家」「怪盗殺しの岬」など、原作ネタに沿ったそれっぽい設定があるのに、「馬鹿馬鹿しくて盗む気をなくす『怪盗殺し』の岬」に「トイズってそっちのTOYSかよ!!!」というオチです。
あの、スタッフさんたち…いえなんでもないです。だってミルキィだからですよね。んじゃいいです。

ですが、そんな中にもちょっとばかりストーリー的ヒントが。
肝心のネロのトイズの一時復活の件です。

この回で何度かネロはトイズに挑戦していますが、実際にトイズ復活できたのは最後の一回、凍え死にそうな冷水を止めたところでした。

他の2回(電子ロックを開けようとした時と、AKG48の棚を開けようとした時)はなぜ失敗したのか、注意してみてみると…やっぱりシャロが関係あるのかな?

失敗した2回とも、実はシャロが「真剣にトイズ復活を考えていない」描写があります。
電子ロックの時は「やっぱりダメでしたか…」と最初から当てにしていないですし、AKGフィギュアの棚の時は空腹でお腹がなっています。冷水で溺れそうになった時だけ、シャロも真剣にトイズ復活を願っているように見えるんですよね。

トイズ消失事件そのものにシャロ(もしくはシャロのトイズ)が関わってるっぽい感じはあります。1話での雷とシャロのトイズの関連ですね。
そして最終的に11話でのトイズ復活も、シャロの身を捨てての行動から始まります(まずシャロのトイズが復活し、残りの3人にもトイズが戻る)。

アニメ1期でも最後まで「トイズ復活の謎」ははっきりと説明されていません。9話ラストに出てくる「大いなる試練によって蘇る」というメッセージは大きなヒントですが、それ以上ではないですので、実質手がかりなしです。
残念ながら明快に「Q.E.D.」とはいきませんですねー。

探偵オペラ ミルキィホームズ【4】(初回限定特典(ねんどろいどぷち コーデリア)付き) [Blu-ray]
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