2013年10月01日

ふたりはミルキィホームズ第12話(最終話)「あたらしいふたり」

ふたりはミルキィホームズ第12話(最終回) ネタ解説

ランドマークタワー屋上
もちろん普段は一般人は立入禁止です。屋上はヘリポートになっていて、カズミとアリスがいたのはそのヘリポート辺り。屋上は四隅が一段高くなっていて三角形。白黒怪盗が椅子に縛り付けたシオンといたのは、この四隅の三角形部分のひとつ。地上から296mあります。

ギガンティックファントムのトイズ暴走
見た目はまんま第2幕クライマックスの「ラードの月」ですねーw また、「暴走してヨコハマを壊滅」というのも、ゲーム版1作目のラストを思わせます。セルフオマージュでしょうか。

ハーレーダビッドソン
ピンク怪盗が載って走り去ったアメリカンバイク。大きなVツインエンジン、右二本出しのマフラー、タンクメーターらしきもの、というあたりからハーレーダビッドソンだと思われます。

ネロの後ろの絵画
ミルキィホームズの事務所の壁の一面には、探偵学院の紋章を真ん中に、左側にはホームズの銅像の絵が飾ってあります。そして右側には暖炉とソファの絵。これはおそらく、ベイカー街221bにあったとされるホームズのアパートの部屋であると思われます。「オルタナティブ2」のラストでホームズ記念館内の再現された部屋が出てきますが、よく似ています。

「MOTOMACHI」のアーチ
大きな鳥が目印の、横浜元町ショッピングストリート入口に立っている、通称「フェニックスアーチ」(wikipedia写真)。中華街に隣接しています。「鳥」はふたミル最終話の大きなモチーフになっていますね。

テレビで文句をいう小衣ちゃん
アニメ1期では表彰状を渡すときに、第2幕ではマスコットガールコンテストに落選したインタビューで、それぞれミルキィホームズへの喧嘩腰の愚痴を言うシーンがあります。今回も小衣ちゃんがテレビインタビューでフェザーズに文句をたれていますが、これも最終回のお約束になっているようですねw


第12話(最終話) 感想など

「いつものふたり」が「あたらしいふたり」に成長していく物語「ふたりはミルキィホームズ」も、ついに最終回です。

「家族」という、大切ながらも成長には大きなしがらみとなることもある「鳥カゴ」から、ひとつ大人になって巣立ったひよっこふたり、というところでしょうか。

そして結果的にというか皮肉にもというか、その成長に大きく寄与したのは、ダメダメ兄貴ことシオン兄さん。

シオン兄さんのそもそもの意図は、かわいいアリスを探偵にさせないことだったのでしょう。
で、怪盗による革命をなしとげそれを実現しようとする、なんというか馬鹿馬鹿しくも壮大な計画をぶち上げたわけですが…。
結局それが、アリスの探偵になろうという決心の後押しをしてしまうわ、カズミの曖昧な動機にしっかりした意思を確認させることになるわ、シオン兄さん素敵すぎです。

ダメダメが周囲を成長させる、ダメダメな行動が意図せず正解に進んでいく、というのがミルキィホームズ的ドラマツルギーです。
教えるつもりが教えられている、というのはオペラ(まさかの登場だった!)にしろアルセーヌにしろ姫ちゃんにしろ、みな同じでしたもんね。


清濁併せ呑むミルキィホームズでは、同じくダメダメに振り回されたカラー・ザ・ファントムたちのその後も重要です。

あいかわらず赤青怪盗は、いわゆる「美学」のない怪盗のようです。カズミパパに盗みの現場を押さえられていますが、イエローブラックホールがいなくては、次は脱獄は無理でしょうねーw

その黄色怪盗ことリュウコ・コマツは、一度逃げ出した「決して解けない謎」に立ち向かうことになるのでしょうか。
白黒怪盗のふたりがリュウコ・コマツにところに居場所を見つけた、ということは、やはり解けない謎というのは「愛」だったのかもですね。(losspassさまコメントでの指摘ありがとうでした)

そして十津川警子ことピンク怪盗。彼女の真の意図は明確ではないものの、わざわざカラー・ザ・ファントムに参加したことも、警察として身分を偽っていることも、ある種の「怪盗の美学」を感じます。
「忘却のトイズ」という強力なトイズを持ったものとして「怪盗」の道を選んだ十津川ちゃん。どうも、アルセーヌ様同様に、「強い探偵を自分の手で叩きのめしたい」的な願望もあるような…(フェザーズはまだまだだけど、期待は持てると考えてるのかも)

シオン兄さんは、トイズに目覚めた分両親との確執もやわらいだかな?
相変わらずというか「アリスかわいい」が行動原理っぽげなので、翼のトイズで妹の探偵稼業手伝ったらいいんでは…
…そうだ! トイズ覚醒したんだしシオン兄さんも探偵学院に入学すればイイじゃん! シオンも探偵になちゃーえよ!(次子の声で)


さてさて。

シャロに「ミルキィホームズ・フェザーズです!」と正式に命名(?)された、カズミとアリス。
トイズ能力も探偵としての資質も先輩ミルキィ4人よりも優秀な彼女たちです。でも、ダメダメなミルキィホームズからまだまだ学ぶことは多いですよー。打たれ強さとか。

なんのかんの言っても、終わってみればいろいろとミルキィホームズしていましたね。あのまったりした1話からこんな話が展開するとは、想像もしませんでしたー。


「ふたりはミルキィホームズ」の物語はここでひと段落です。


…んー、スピンアウト作品としてOVA「ふたりは怪盗ヴィスコンテ」なんてあったらうれしいなー。アリスママも、もうちょっとダイエットして往年のスタイル(マダムビスコンテにより検閲削除)

この記事へのコメント
お疲れさまでした!遂に終わってしまいましたが、個人的には終わってないような気がしてなりません。特に小林オペラの登場は、重要なファクターなような気がしてモヤモヤしてますw

それと、やはり12分は短かったなぁ。
Posted by まさっちゃん at 2013年10月01日 01:12
>まさっちゃん さま
読了ありがとうございました!
好きな作品の最終回というのは、いつも一抹の寂しさ込みになってしまいます。
30分のワンクールだったらいろいろできたんだろうなー、とは想像してしまいますね。アリスママももっと出番が!
Posted by magurow at 2013年10月01日 01:32
「ふたミル」考察本当にお疲れさまでした!ミルキィホームズ三期は終わりましたが次は(森脇ミルキィ三幕)に期待します。

「洗練されたイマドキのバトルアニメ」ふたミル初期の頃は、そういった収まりの良い作品になると思っていたので、
良い意味で色々と裏切ってくれたミルキィらしいラストでした。

破壊するトイズに対してフェザーズの二人は「助ける」ために自分たちのトイズを使い、シオンも結果として「人を助けるために」自分のトイズを目覚めさせました。
メタ的視点で評価すると、「ふたミル」のスタッフはトイズを単なるバトルのための都合の良い道具ではなく、その人が持つ「奇跡」の力であることを理解していたのが本当に嬉しかったです。シオンもトイズは人を傷つけるための力ではない=「怪盗とは何か」を知ることができたのではないでしょうか。シオンに助けられた素顔の黒怪盗と白怪盗.....可愛いですね。危険なトイズを持つ自分たちを受け入れてくれたシオンは「PSP版ミルキィのラウール伯爵」のような立場かも?

二人の子宝?に恵まれたリュウコ・コマツさん。一気に所帯くさくなったけどやっぱり魅力的。ある意味アリスママ的ポジションです。

Magurowさんが考察していた「探偵とは何か」「怪盗とは何か」と言うテーマは消化不良気味ですが、リアルタイムで
「ミルキィホームズ」が見られたことが重要なのでやはり次の「森脇+沼田ミルキィ」に期待します。

Posted by losspass at 2013年10月02日 22:53
> losspass さま
ふたミルアニメは基本的には、シスターズの顔見せ的なものだったと思います。なんでもうちょっと中身が無い話かとも思っていましたが、いい意味で裏切られましたねー。

「怪盗」と「探偵」というテーマは、ミルキィでもずっと裏側に流れているものでもありますが、どうちらかというとミステリヲタな私自身の追求している「謎」でもあります。

その「謎」について、森脇監督はなかなか面白い踏み込み方をしてくださったと思います。私がミルキィにはまった理由のひとつです。女性故のドライな視点や善悪を相対化する人物造形など、ミステリ好きには琴線に触れるものも多かったかと。

次期アニメがあるのなら、カズミとアリス(&シオン兄さん)を加えて森脇+ふでやす+沼田の布陣で挑んでこいや!(いきなり上から目線)
Posted by magurow at 2013年10月04日 01:13
お前らどんだけアリスのお袋さんのファンになっちゃんだよ!
Posted by sp at 2014年02月14日 10:21
>sp さま
アリスママで怪盗でマダム…素敵すぎるやん!
Posted by magurow at 2014年02月15日 00:06
今回のミルキィはなんだったのだろう・・・。
展開、ストーリー、キャラクターがなぜこうなったのだろう・・・。スタッフさんとキャストさんの制作がまちまちだったのかな・・・?。
でも、僕はミルキィよりもフェザーズの大ファンです。理由はフェザーズの性格、優秀差、そしてトイズの力がよく僕は憧れました。
僕これからも、フェザーズの二人を応援します。(後、フェザーズもいつかゲームに出演してこないかなぁ。)
Posted by SP at 2014年04月27日 12:26
>SP さま
フェザーズはゲーム一本分を作って欲しいところです。私が気になっている「探偵と怪盗の狭間」というテーマを掘り下げるのにピッタリな設定があります故に。
フェザーズのトイズは派手でアニメ映えするのでアクションももっと見たいです。アリスママももっと見たいです。
Posted by magurow at 2014年04月29日 01:02
>magurowさま
だからお前ら、どんだけアリスのお袋さんの大ファンになっちまったんだよ!!!。
そんなにお袋さんに惚れ(ちゃった)ているのか(好きになったのだ)!?。
Posted by SP at 2014年05月25日 20:05
>magurow atさま
管理人さん、この作品がつまらないのはわかっていますが、この作品ミルキィらしい作品でした。
今後フェザーズの活躍が気になります。
いつかフェザーズが出てくるゲームに出ないかなぁ。(PSPは出産終了しちゃったから、VITAで出るのかな。)今度怪盗以外の犯罪者は殺人者(トイズの持っているが怪盗じゃない)を出していただきたいです。
後、オルタナティブみたいにヨコハマ以外を舞台にした街(例えば東京)もゲーム(VITA)で見たいです。
Posted by GDM at 2014年06月24日 18:13
>SP さま
人妻分は定期的な補給が必要ですので…

>GDM さま
ノリや作風は過去作品とずいぶん違いますが、テーマはしっかりミルキィしていましたよね。
フェザーズ込みの「ミルキィホームズシスターズ」としての作品を早くみたいですね! 9月の東京ゲームショウで大きな発表がありそうなのでそれを小衣待ちにしていますー。
Posted by magurow at 2014年06月27日 22:13
僕は超キ○○イなミルキィよりも、フェザーズが大好きです。
ミルキィはものすごくバカでアホでキ○○イで嫌になりましたが、フェザーズは本当にいい人です。
そんな僕はフェザーズの大ファンになりました。
なんだって僕はフェザーズ派ですから!。
Posted by GDM at 2014年12月31日 15:15
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