2013年07月13日

ふたりはミルキィホームズ エピソード別ネタ解説と感想

ふたりはミルキィホームズ エピソード別ネタ解説と感想
注意:各エピソードのネタ解説/感想は、重要なネタばれを含む場合もあります。


#1 いつものふたり
#2 「なる」ということ
#3 わたしのトイズ
#4 まけないきもち
#5 謎のおばあさん
#6 おうちに帰ろう
#7 終わりのはじまり
#8 姫百合せんぱい
#9 じぶんのちから
#10 いつでもいっしょ
#11 みんなとふたり
#12 あたらしいふたり

2013年07月17日

ふたりはミルキィホームズ第1話「いつものふたり」

ふたりはミルキィホームズ 第1話 ネタ解説

指揮クラス
カズミの属しているクラス。PSP版ミルキィホームズ2でホームズ探偵学院に新設された指揮官を育成するクラス。「2」の主人公エラリー姫百合も指揮クラスでした。(もしゲーム時空にもリンクするなら)カズミは姫ちゃんの後輩でもあるわけですね。

「シオンさんがどうしてもって反対したんでしょ?」
アリスがホームズ探偵学院に通えない理由がこれだそうです。わかりましたー!もちろんあとあとの伏線ですよねー。

クレープ屋さんのミルキィホームズの写真
「来店」と言っていますのでちゃんとお金を払って食べた模様w 「収穫」と言いはったり生地を飲んだりしていたあの子たちはすでに過去のもののようです。

「中等部では…」
カズミがミルキィホームズが幻の存在と言われていると説明。中等部があるということは高等部などもあるということでしょうか。現在のミルキィ4人は高等部?(コーデリアさんの年齢が気になりますが…)

十津川警子(とつがわけいこ)
元ネタは西村京太郎原作の十津川警部シリーズ(主人公は十津川省三)。というか渡瀬恒彦の2時間ドラマシリーズとしての方が有名ですね。鉄道の時刻表トリックにこだわる西村京太郎の代表作シリーズです。(CV:中上育実)

カナガワ県警察
小衣ちゃんと十津川さんが乗っていたパトカーの無線機に表示されています。パトカー自体にも「カナガワ県警」とあります。過去のシリーズなどでは、明智小衣ほかG4の所属は「ヨコハマ警察(署)」となっていますが、「カナガワ県警のヨコハマ警察署」という解釈でしょうか。

「犯罪心理から考えると右側の可能性が…」
フード姿の男を見失ったカズミがつぶやきます。犯罪心理学というと明智小五郎のテリトリーですが、それとはあんまり関係なく、「二股道でどちらに曲がるか迷ったときは、右利きの人は左に、左利きの人は右に行こうとする」という心理は聞いたことがあります。ただし、このカットの背景画像は右側が下りの階段になっているので「追跡者が姿を見失いやすくなる経路」として右側の階段を選んだ、とカズミは考えたのかも。

現場保存の鉄則
道に落ちていたフード姿の男の遺留品らしき赤い宝石(?)の横に、アリスがメモを残していますね。ホームズおじいちゃんの時代から現代の警察にいたるまで、捜査にあたって遺留品の落ちていた場所や状況も大きな手がかりになります。写真などに記録し終えるまでは「現場保存」が鉄則です。…ていうかすでにアリスちゃんたちミルキィたちより超優秀なんですが…w

「ライセンスが無くったって現行犯なら逮捕できるわ!」
トイズを発現しながらカズミが言う台詞です。ミルキィホームズ世界では「探偵ライセンス」がないと探偵としての活動が許されません(ゲーム版1作目など参照)。現実世界でも、普通は一般人に犯人を逮捕する権限はありませんが、刑事訴訟法第213条で「現行犯人は、何人(なんぴと)でも、逮捕状なくしてこれを逮捕することができる」という項目(私人逮捕)があります。

ロープ、鉄骨、ショベルカー
ついに出ました我らがミルキィホームズ! ミルキィ4人がフードの男を追いつめるのに使ったこれらの道具は、アニメ1期1話冒頭の怪盗帝国戦で使った道具と全く同じ。シリーズへのセルフオマージュですね。

ダイカン坂トンネル
横浜にロケしたであろう背景画像が満載のふたりはミルキィホームズですが、「ダイカン坂トンネル」は、中華街のある元町近くに実在する「代官坂トンネル」がモデルのようです。

カラー・ザ・ファントム
自信はありませんが、昔ちょっと流行した「カラーギャング(チーマーのバリエーションのような不良少年集団)」が元ネタかな? ただカラーギャングはお揃いの色がチームカラーになっているものだから、ちょっと違うかもです。

消えた十津川警子
小衣ちゃんといっしょに到着したはずの十津川ちゃんがいなくなっているのが気になりますね。ていうかカラー・ザ・ファントムの中にアホ毛ちゃんがいるんですけど…(ここはやはり「わかりましたー!あなたが犯人ですね!」と言っておくべきかw)


第1話 感想など

アニメとしては冬のオルタナティブ2以来の、シリーズとしては2012年冬の第2幕以来のミルキィホームズ新作。その名も素敵「ふたりはミルキィホームズ」。とうとう始まりましたね!

今作は単なるアニメシリーズの続編ではなく、新主人公「常磐カズミ」「明神川アリス」の二人を据えた新機軸作品です。ミルキィホームズ4人は先輩として登場。…先輩かあ。ソニアちゃんも「先輩」と呼んでくれていましたが、やっぱり違和感あるなあw

で本編ですが、カズミとアリスのふたりの会話で設定やらキャラやら説明がなされることで物語が始まります。正直退屈ですが、情報はしっかり受け取れましたので第1話としてはこれで良しなんでしょうね。アニメに限らず新番組が始まるたびに思うのですが、第1話というのは難しいもんですねー。

ふたりの背景や家族の情報なども盛り込まれているあたり、そういった方向での掘り下げもあるのでしょうか? 家族話は、ゲームや小説では触れられていたんですが、アニメミルキィでは排除されていたのでこれも新機軸ですねー。

新機軸と言えば、トイズの設定も新解釈です。カズミの光の弓矢はビックリしましたねー。そして畳み掛けるようにアリスのバリアです。「能力を工夫して使う」という方向性だったミルキィ4人に対して、ずいぶんと直接的かつ限定的な能力です。というかプ○キュアです。弓矢は去年の青にいましたしバリヤは今年を始め黄色の定番技です。「ふたりは〜」というオマージュタイトルは伊達じゃないです!

トイズ能力の解釈は新機軸ですが、カズミとアリスで攻防一体になっているあたりはしっかりミルキィホームズですね。「チームとしての探偵」というミルキィの本質をしっかり受け継いでいる感じです。

そういう本質は受け継ぎながら、今作ならではの「怪盗」と「探偵」の関係の模索がひとつのテーマとなっているようでもありますねー。

「怪盗帝国が鳴りを潜めている」「ミルキィたちはほとんど出動していない」というあたりは今回の設定に関わってくる台詞ですね。
ホームズ学院にいても一度も見かけたことが無いというカズミの台詞も気になります。(どうしても授業に出ずに畑作ってるとしか思えませんがw)

カズミの「(怪盗なんて)どんどん捕まえちゃえばいいのに」に対するアリスの「そうなったらわたしたちお仕事無くなっちゃうね」という言葉は、ミルキィホームズ世界の設定(と古典的探偵小説)に大きく踏み込んでいる言葉ですね。私も何度かこのブログ内で言及している「探偵と怪盗の相互依存」問題です。

探偵と怪盗のなれ合い、という言葉は今までのミルキィホームズシリーズへのアンチテーゼとしても大きな意味がありそう。
アンチミステリ的な性格もあったミルキィホームズシリーズです。シャーロック・ホームズ以来の「怪盗を必要とする探偵(またはその逆)」というテーゼにどう切り込むのか、ミステリファンとしての私は非常に興味があります。

そうそう、提供バックが西あすかさんが継続なのは自分的にポイント高いなー。変わるものもあれば変わらないものもある。いい具合にそうして作品がずっと続いていくとうれしいです(デ・ジ・○ャラットやギャラクシー○ンジェルを思い出しながら)。

2013年07月22日

ふたりはミルキィホームズ第2話「『なる』ということ」

ふたりはミルキィホームズ 第2話 ネタ解説

石流さん、根津くん、二十里先生
第1話のG3同様台詞なしのカメオ出演。アニメ版設定のスリーカードが存在するということは、「ふたりは〜」はアニメシリーズの設定も踏まえているっぽいです。 

ミルキィホームズ事務所
ゲーム版っぽいデザイン。ということは、「ふたりは〜」はゲームとアニメのハイブリッド設定ということでしょうか。

シャーロックホームズの銅像の絵
シャロのうしろ、暖炉の右上に飾ってある絵なんですが、アニメ版の校舎とホームズ像です。アニメシリーズでよく見たカットそのままの絵柄です。

「私たちライセンスもないですし…」
ミルキィホームズ世界の「探偵」という存在の基本設定、「トイズ」と「ディテクティブ・ライセンス」ですね。小林オペラ配下のミルキィたちは仮ライセンス扱いでした。

「関係ありません」
上のライセンスが無いと言うカズミの台詞を受けてのエリーの言葉。私の勝手な考えかもですが、トイズ無しライセンス無しの状態でがんばっていたアニメシリーズの自分たちを踏まえての台詞のようにも聞こえます。

カズミの買ったもの
文房具店から出てきたカズミのが持っている紙袋。「名前、考えた?」とアリスに聞いているところから、おそらくラストシーンで出てきたフェザーズのカード用の紙とペンを購入したのではないかと思われます。

「今の人、どこかで!」
アリスが変装した赤怪盗を見てカズミに言った言葉。第1話でも赤怪盗を一目見て「もしかして、怪盗?」と指摘しています。ちょっと天然入ったアリスちゃんは、同じく天然のシャロ並みに直感の働くタイプなんでしょうか。

よこくじょー
疾風の赤き獅子(笑)こと赤怪盗がミルキィホームズに宛てた予告状。ひらがな(笑)なのは、第2幕1話でストーンリバー(笑)が送った漢字の予告状が読めなかった(笑)ミルキィホームズ対策でしょうか(笑)。

プレゼントの箱
「よこくじょー」が入っていた箱には、ミルキィホームズのファンからの贈り物らしきものが。よく見ると、赤、青、緑のお菓子の包みがありますが、黄色が見当たりません。ネロがすでに食べたあとなんだろうと想像してしまいますなw


第2話 感想など

我らがミルキィホームズの本領発揮だ! ダメダメっぽいミルキィを目にしたときのこの安心感はなんだろうw 2年経ってもやっぱりミルキィはとってもミルキィなんですねー。

一生懸命お姉さんな振る舞いをしようとしていろいろアレな雰囲気になっていても、カズミとアリスは心底尊敬しているせいか、むしろ感動しています。いいですね、このつっこみ不在感。まさにミルキィホームズです。

カズミとアリスへの助言も、いい加減なんだか含蓄があるのかわからないところもいかにもですね。まー間違いなくいい加減なだけでしょうがw そのいい加減さが正解につながるのがミルキィの力のひとつでもあります。

その助言から、いよいよ「ミルキィホームズ・フェザーズ」誕生ですね。衣装もしっかり用意して赤怪盗に挑みます。

羽毛布団(?)の中身の羽根が散ったのを見ての「フェザーズ」命名です。古くは「椿三十郎」から「ハートキャッチプリキュア」まで、そのとき目に入ったものを自分の名乗りとして使うネタは多くあります。「フェザー=羽毛」ということから、まだまだひよっこ的なニュアンスも感じますね。

この2話で初めての新解釈トイズバトルが見られました。
敵味方関わらず、今までのトイズ設定と違う、かなり直接的な能力です。この2年の間にトイズ研究が進んでバリエーションが増えたのでしょうか。
メタ的に考えれば、おそらく、ミルキィ4人に代表されるような超能力的なトイズ設定は、ゲーム内ならともかくアニメだと視覚的に表現しにくいので、今回のような新解釈になったのでは、とも思いますが。

ふたりのピンチにカズミのトイズがパワーアップしたことも、ちょっとした謎です。アリスの叫びに反応してのパワーアップにも見えましたし、「フェザーズ」のコンビたる理由のひとつにもなりそうな予感。ていうか、このあたりの表現もプリ○ュアっぽいw


そういえば、カズミちゃんはシオンさんにほれている模様。でもシオンさんってあからさまにカラー・ザ・ファントムのボス、ヴァイオレット・シャドーなんですよねー。
しかも、疾風の赤き獅子(笑)こと赤怪盗との電話のシーンで出てくる子ども二人は、エンディングクレジットからすると「白怪盗」「黒怪盗」。カズミとアリスに対応した色になっているのが気になるところ。(ちなみに、ヴァイオレット=紫ということで、シオン=紫苑なのかな?)

実は今回思いついたのですが、OPでカラー・ザ・ファントムがそろっているカットの右側二人、おじさんとおばさんなんですが、これってもしかしてカズミの両親…?(第1話で父親は残業続き、母親はよくわからない集まりに出かけている、などのカズミの不審な言葉がありましたので)(3話を見て追記:全然違うかったです…)

十津川ちゃんも含め、どうやらカラー・ザ・ファントムたちは、人物も活動内容もカズミとアリスと無関係ではないような…。

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