2013年08月27日

ふたりはミルキィホームズ第7話「終わりのはじまり」

ふたりはミルキィホームズ 第7話 ネタ解説

アルセーヌ・ルパン?
明神川家の秘密の部屋の中、ちょうどパパの後ろに黒マントの全身像の絵があります。等身大ポスターみたいだNE! モノクルとシルクハットという出で立ちが典型的なアルセーヌ・ルパンの姿です。「美学」を語るアリスパパと「アルセーヌ」という構図ですね。

ヘンゼルとグレーテル
言わずと知れた、グリム兄弟の童話。黄怪盗たちがカズミとアリスをヘンゼルとグレーテルに例えています。ダイヤモンドをパンくずに見立てているのもこのネタから。


第7話 感想など

あいかわらずアリスママ(以下略)

そんな感じで中盤の折り返し点に来て、明神川家のあれやこれやが明確になりましたねー。
「美学」という言葉の受け止め方で、シオン兄さんとパパ達の考え方の違いもはっきりしました。

シオンはシオンなりに、自分的「怪盗」というアイデンティティを主張したい(信じたい?)ということなんでしょうが、カラー・ザ・ファントムの行動がやはりイマイチ小物臭プンプン丸なのがどうも…。ていうかシオン兄さん中二病だなあ(笑)

そして、白黒チビ二人が行動開始です。子供だけに無邪気な悪意が不気味。シオン兄さんちゃんと手綱とっていられるのか? すでに手に負えなくなっているというか、シオンはむしろ蚊帳の外です。「お喜び」なんて言っていますが、白黒黄色の意図はどこに…

わざわざ警察に捕まってまで「合流」させるわけですから、何かの大仕掛があるはずです。でもって警察といえば十津川警子ことピンク怪盗。ていうかいつの間に捕まっていたんだよ青怪盗w

ミルキィホームズ世界は、探偵・怪盗・警察の三つ巴世界です。そう考えると、今のところ唯一警察として行動している十津川ちゃんは、けっこう重要なファクターですね。

それから、ちょっとづつですがフェザーズのふたりの温度差のようなものが見え始めています。才能の差のようなものがあるのでしょうか?
カズミのアローのトイズは単体では使いづらいということもあるでしょうが、それを差し引いてもアリスのバウンドのトイズの攻防自在な使いこなしはプロの探偵級に見えます。

「探偵」の娘であるカズミ、「怪盗」の娘であるアリス。探偵と怪盗とが認め合うミルキィホームズの世界の象徴のようなふたりにハッピーな着地点はあるんでしょうか…ああう。


シオンもとうとうアリスがフェザーズであることに気がついてしまったようです。シオンの次の一手が気になるところ…とか思っていたらまさかのヒメちゃん来るーーーっ? ですっ!

2013年08月19日

ふたりはミルキィホームズ第6話「おうちに帰ろう」

ふたりはミルキィホームズ 第6話 ネタ解説

米菓街
ミルキィホームズ世界ではおなじみ、中華街の代わりに存在する街。元ネタは言わずと知れた「ベイカー街(Baker Street)」、シャーロックホームズの事務所兼アパートがあったとされるロンドンの街です。そういや2年後のこの世界でも「らめえん」のおやじは元気でやってるかな…

怪盗ヴィスコンテ
「ヴィスコンテ」はイタリアで「子爵」の意味。綴りは「visconte」、ラスト付近のメッセージカードにもイタリア語で書いてありますね。また、アリスがカズミにスマホで「怪盗子爵ヴィスコンテから!」と言っています。

「ボナセーラ、シニョリーナ」
イタリア語で「こんばんわ、お嬢さん」の意味。綴りは「Buonasera, signorina.」。怪盗ヴィスコンテがイタリア語由来の名前なので、イタリア語を使っているのでしょうね。ちょっと中二病ですねw

ぎょうざ
ミルキィホームズで「餃子」と言えばこの人、橘田いずみさん。アリスはともかく、餃子の包み方がなっていないカズミは橘田さんのところで餃子修行をすべきです。それはもう手取り足取り。

ヨコマハ開港記念館
1917年に横浜開港50周年を記念して建てられた「横浜市開港記念会館」が元ネタ。アニメ内でも特徴的な時計塔が出てきます。横浜らしいレトロな建物で重要文化財。(参考サイト

トスカの涙
「トスカ」というプッチーニの有名オペラ作品がありますが、ミステリとしては深水黎一郎の「トスカの接吻」ですかねー。タイトル通り「トスカ」を上演する中で起こる殺人事件。関係ないかもですが「トスカ」は「3幕」もののオペラです。

「ボナノッテ、シニョリーナ」
イタリア語で「おやすみなさい、お嬢さん」の意味。綴りは「Buonanotte, signorina.」


第6話 感想など

アリスママやっぱかわいいわー。もしかしてママも怪盗なのかなー。女怪盗っつったらほら、アルセーヌさまみたいなボンデージ(怪盗ヴィスコンテにより検閲削除)

そんなことより、ミルキィホームズと小衣ちゃんの絡みがキターーッ!!
久しぶりの「小衣ちゃんいうなー!」は、第2幕最終話でダンスコンテストの楽屋以来、1年と5ヶ月ぶりです。

そしてこれまた自分を美少女と言い張る底辺かわいい小衣ちゃん。役に立ってるかどうか微妙でもちゃんと出動しているミルキィ4人。頼もしい先輩たちです。頼もしい…あれ? まあいいや(いくない)。

そういえば、フェザーズのトイズが目撃されるのも初めてでしたか。フェザーズ・アロー・ルミナリオ・マックス(仮称)の火力は、もはやトイズの域を超えてますからねー。

ところで、アリスパパこと怪盗ヴィスコンテなんですが、「あれがフェザーズ…。なるほど、いいトイズだ」って言い方がすごくシャ○少佐っぽかったんですが…。アローをよけながら「あたらなければどうということはない」とか言いそうでした。

何にせよ、10年のブランクを感じさせない伝説の怪盗ヴィスコンテ。アルセーヌ様のように「美学」を語る彼ですが、もしかして「10年前の事件」とやらは、探偵だったカズミパパと伝説の怪盗アリスパパとの因縁?
この物語って常磐家と明神川家の関係が今のカズミとアリスにつながってる?
なんか見ようによっては横溝正史っぽいぞw

その一方のカズミパパ。カズミの「私たち」という言葉と写真で、カズミパパはフェザーズの正体も感づいたような。さすが元探偵です。それがカズミパパにとってどういう意味があるのか。ヴィスコンテとの関係もあわせて(あとIDOのこととかも)、この先とても気になりますねー。

明神川家は明神川家で、パパとシオン兄さんとの考えの違いが明白になりました。ていうか完全に対立しているじゃないですかーやだー。アリスちゃん大丈夫かな…アリスちゃんがんばれ。アリスママも個人的にがんばれ。

そして次回サブタイトルが「終わりのはじまり」ですと。意味深すぎです。ラードの神どころじゃありません。
シリアスミルキィの後半戦、楽しみです。

2013年08月13日

ふたりはミルキィホームズ第5話「謎のおばあさん」

ふたりはミルキィホームズ 第5話 ネタ解説

Le Procope(ル・プロコプ)
アリスが見ていた、謎のおばあさんがいたお店。創業1686年のパリで最も古いレストランの名前で、映画でパリの景色があると必ずと言っていいほど店の外観が映ります。日本でもこの有名店にあやかって喫茶店なんかの名前にすることが多いです。

ニホン大通り
Le Procopeの前にあるバス停の名称。横浜スタジアムから大さん橋へ向かう途中にある「日本大通り」駅のことですね。

次は 米菓街
ミルキィホームズ世界のヨコハマには、中華街の代わりに「米菓街」があります。もちろん、ホームズの事務所がある「ベイカー街」からのネタ。シャロのバイト先だった「らめえん」がある街ですね。

アカイクツ
バス停とおばあさんがいつも乗るバスに掲示してあります。このバスは、観光スポット周遊バス「あかいくつ」号がモデル(参考サイト)。

国際的スパイ・カワシマヨシエ
謎のおばあさんがフェザーズの二人をからかった台詞での名乗り。元ネタは「東洋のマタハリ」と呼ばれた男装の女スパイ「川島芳子(かわしまよしこ)」だと思われます。

シャーリー・テンプル
おばあさんの飲んでいたカクテル。ノンアルコールの代表的カクテルです。シャーリーテンプルには、ジンジャーエールをベースにしたものとレモンソーダベースの二種類のレシピがあり、それが今回のおばあさんの証言のヒント(マスターが別人に入れ替わっている)になっています。

ぶなやしき とう
おばあさんの息子の名前。元ネタは、「シャーロック・ホームズの冒険」収録作品「ぶな屋敷」から。また、「ぶな屋敷」には塔が出てきますが、ここが重要な舞台になります。

ラ・ルナール
なりすましのトイズの怪盗の名前。たぶん綴りは「La Renard」。renardはフランス語でキツネのこと。「なりすまし=人を化かす」ということからきた名前でしょう。


第5話 感想など

アリスママ出番無しか…(そこかよ)

いやいや、ミルキィホームズもまたまた出番無し。小衣ちゃんでさえ声のみ出演。ですが、ある意味「ふたりはミルキィホームズ」らしい一作でした。

日常のちょっとした謎を推理する、という手法のミステリは私も大好きで、アイザックアシモフの「黒後家蜘蛛の会」や「ユニオン・クラブ綺談」、アーサー・C・クラークの「白鹿亭綺譚」などお気に入りが多いです。

しかも今回はミルキィ伝統のパロディとオマージュ満載。おかげさまでひさびさに元ネタ探しと解説が楽しめました。

今回、ファントムや家族、ミルキィ4人もバッサリと切り捨ててフェザーズのふたりに焦点を絞ったおかげで、アリスとカズミのキャラもしっかり描かれていたのもうれしいです。

まずおばあさんの行動に疑問点を持ち、一口しか飲まないカクテルなどの重ファクに気がつくアリスは、持ち前の勘の鋭さを発揮しています。

カズミはカズミで、行動する・調査(捜査)するための判断力と決断力でアリスを引っ張っていきます。

「チームプレイ」がキモであるミルキィホームズの、さすが後輩と言った感じですね。推理力はミルキィ4人よりはるかに上っぽいですがw

今回の怪盗さんは、わざわざトイズ使って詐欺を働くという、なんだかショボいアレさ満載ですが、もはやこのクラスの怪盗程度ならフェザーズも苦労せず撃退可能なんですねー。ラブリー・フェザーズ・アロー・フォルテッシモ(仮名)はとっても強力です。

気になるのはすり替わっている本物のマスター。どうなっちゃったんだろう…(震)

ていうか今回の最大の驚きは二十里先生の授業! ちゃんと役に立ってるすげー!w

【追記:】
今回の脚本ヤスカワショウゴさんだったんですね! 「MHの悲劇」やら「ミルキィホームズの寝相」やら「有給ある?さあ取得すべく2」のシナリオさんじゃないですかー。わかりましたー! あなたが犯人ですね!

×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。